生活習慣病シリーズ vol.2

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生活習慣病シリーズ vol.2

[~病気のモトは過剰な内臓脂肪~]

前回は『~気になる健康習慣~』と題して
日本人に多い糖尿病や脳血管疾患など病気は日々の生活習慣の積み重ねによる影響が大きい、そしてそれはドミノ倒しのように連鎖的に起きている。という話をしました。

『~気になる健康習慣~』(前回のコラムはこちら)

今回はその連鎖の上流に位置する”肥満”を皮切りにお話ししていきます。

肥満とは、単に体重が多いだけでなく、体脂肪が過剰に蓄積した状態を言います。 

 「ちょっとお腹が出てきた」

 「コレステロール値が高いと言われた」

 「血糖値が高い」

などと注意を受けることも増えてくるのが40代。

 「お薬を出されたけど飲み続けるのか・・・」

 「また薬が増えた・・・」

 「なんとか飲む前にできることはないか・・・」

健康相談では、こういう相談もよく受けます。

注目すべきは内臓脂肪の蓄積

食事からとった糖質や脂質は私たちの体を動かすエネルギー源となりますが、使い切れない分は皮下脂肪や内臓脂肪として体内に蓄えられます

脂肪細胞は
・生命活動に必要なエネルギー源となる
・体を寒冷から守り、体温を維持する
・脂溶性ビタミンや必須脂肪酸の吸収を助ける
・外部からの衝撃を和らげて臓器を守る
・臓器が動かないように一定の位置に保つ
などの働きがあります。

さらには、生理活性物質を分泌することが解明されています。
生理活性物質には善玉と悪玉があり、内臓脂肪が過剰に蓄積されると、悪玉の生理活性物質が異常に分泌されてしまいます。
その結果高血糖や高血圧になったり、血栓を作りやすくなったりしやすくなるのです。
この状態がいわゆる”メタボ”。メタボリックシンドロームです。

生活習慣病のスタートは肥満?

高血糖に、脂質代謝異常、高血圧、、、一つひとつの異常は軽度に見えます。何しろ痛みを伴ったりしないので放置しがちではないでしょうか。
ですが、それらがいくつか重なると、血管が硬く脆くなる動脈硬化を引き起こします。そして心筋梗塞や脳梗塞など重篤な疾患を引き起こす可能性がグッと高くなります。

肥満は腰痛や関節痛のリスクも上げる

また、それ以外にもあります。
一般的に年齢とともに筋肉量や骨量が減り、からだを支える力は弱くなっていきます。そこに肥満が加わると骨や関節への負担が大きくなり、腰痛や関節障害などが起きやすくなったり、関節の摩擦や変性が進行しやすくなります。
歳を重ねると共に、人としての厚みを増すものですが体の厚みは増やしたくないですね。

日々の生活習慣を振り返ってみよう

上記のようにならないためにも生活習慣、特に食習慣の見直しが大事。
メタボリック・シンドロームの4つの危険因子(肥満、高血圧、高血糖、脂質代謝異常)に共通するのは「カロリー過多」と「運動不足」です。

あなたの生活習慣をチェックしてみましょう。

 ・日々からだを動かす習慣はない
 ・生活が不規則だ
 ・つい食べ過ぎてしまう
 ・天ぷらやフライなど揚げ物を食べることが多い
 ・夕食の時間が遅い(20時以降)
 ・間食がやめられない
 ・野菜やキノコ、海藻類などをあまり食べない
 ・外食や加工食品(お菓子やレトルト食品、冷凍食品、缶詰、インスタント、ハムやはんぺんなどの練り物)が多い
 ・市販の惣菜で済ます
 ・早食い(よく噛まないほう)だ

これらが習慣になっている方は要注意!
チェックが多くついた方はこの習慣の逆の習慣を増やしてみましょう。
特に内臓脂肪はつきやすいですが落としやすいしぼうでもあります。
脂肪燃焼に効果的なのはウォーキングなどの有酸素運動です。

脂肪燃焼に効果的なのは有酸素運動

ちょっとお腹周りが気になってきた・・・という方も
気になってはいるけど特に何もしていない・・・という人も
ぜひ今年こそは生活習慣の改善に取り組み、ドミノが倒れないようにピンピンコロリを目指していきましょう。

※ピンピンコロリ・・・死ぬ直前まで元気に過ごし、病気で苦しんだり介護を受けたりすることなく天寿をまっとうすること。

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