腸内環境と肥満の関係

Crewzの美容コラム

腸内環境と肥満の関係

[ダイエットの意外な盲点]

突然ですがあなたはこんなことありませんか?

✓ ダイエットしても痩せない

✓ 脂っこいものが好きでよく食べる

✓ ファーストフードやジャンキーなものが好きでよく食べる

✓ ついつい市販のお菓子に手が伸びる

✓ おならや便が臭い

✓ 納豆や乳製品など発酵食品はあまり食べない

✓ 運動はあまりしない

✓ 下痢、または便秘になりやすい

✓ ストレスフルな生活だ

4つ以上チェックが付いた方は腸内環境が悪化している可能性大!

ジャンキーな食事画像

ご自身や大切な方の食事を思い出してください

美と健康を考える上で外せない腸活(腸内環境を整えること)ですが、腸内環境がダイエットにも大きく影響することをご存知でしょうか。

腸内細菌は1000種類100兆個あると言われています。

しばしば善玉菌、悪玉菌、日和見菌と分けて話されています。
どちらかというと体にとって健康に寄与する働きを多く持つ菌を善玉菌、その逆を悪玉菌、どっちつかずで優勢な方になびく日和見菌というとわかりやすいでしょう。

大事なのはそのバランス。

腸内細菌は会社のように集団で働き、体にとって良い効果も悪い効果も与えます。
つまり菌の多様性が大切です。多様性というのは腸内に何種類の腸内細菌が存在しているかということ。その上で善玉菌優位な環境にしておくことがダイエットにおいても大切です。

腸内細菌が私たちが取り入れる食事の栄養素を餌にさまざまな物質を作り出し、それらが中枢神経に働きかけ食欲を調整したり脂肪の代謝に作用することがわかってきています。

このように腸内細菌は腸だけではなく脳にまで影響して私たちの食欲をコントロールしています。

ここでチェック項目を振り返ってみましょう。

チェック項目にあげたような食事が習慣的になっている方は要注意。

そういった食事が続くとさらに口寂しくなり余計に食べてしまう・・・という悪循環になったりしませんか?お腹は空いていないのについついお菓子に手が伸びてしまう・・・それはあなたの意志が弱いのではなくもしかしたら腸内細菌の仕業かもしれません。

そのような肥満に向かわせる傾向の腸内細菌たちはやはり悪玉菌を好んで食べる傾向にあります。ですので、悪玉菌を増やすような食品や生活を減らして、善玉菌を増やす食事や生活を意識して取り入れることがダイエットにも重要になってくるのですね。

腸内環境を整える

◆悪玉菌の餌となると言われているもの

肉 脂っこいもの 菓子パン 加工食品(加工油脂 サラダ脂 酸化した油 添加物が多いと悪玉菌の餌になります)

◆善玉菌や善玉菌の餌になると言われているもの

善玉菌や善玉菌の餌となるものを複合的に取り入れることがポイントです。

善玉菌を含むもの・・・
納豆 ヨーグルト チーズ 味噌やみりん 酢に日本酒などの発酵調味料 これらは実は菌の宝庫です。添加物のない本物を選ぶことがポイント。

善玉菌の餌となると言われているもの・・・
オリゴ糖 食物繊維 海藻物 果物

ヨーグルト&ベリー

ヨーグルトにベリー類を足すとさらにビタミンも摂れてバランスがよい

オリゴ糖は玉ねぎやゴボウ、バナナなどに含まれています。

免疫力アップやメンタルにも影響すると言われる腸内環境。
意識してとるもの、頻繁にはとらない方がよいものを知って腸内細菌を味方につけましょう。

参考文献

https://www.nih.gov/
https://www.sciencedirect.com/

米国立衛生研究所
主任研究者ケヴィン ホール氏

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